地球温暖化データにねつ造疑惑

  • 2009.11.26 Thursday
  • 19:27
 地球温暖化データにねつ造疑惑「クライメートゲート(Climategate)」
 新聞、テレビはなぜ「偏向報道をしている」と言わないのだろうか?それであればそれで存在価値があると思う。ところが中立公平のような顔をして報導(民を導く、教える)はとんでもない。今日も NIKKEI NETに「地球温暖化データにねつ造疑惑」という記事が、でも朝日新聞を始め他の新聞社は全く載っていない。最近よく出ている首相の献金問題、小沢幹事長の裏献金問題など敢えて隠すように、すぐ消えてしまう。昔田中角栄、金丸の時の報道とは全く違う。またどうでも良い市橋容疑者の記事とは全く違う。日経新聞は株価の予想などやっていない、比較的良識的な新聞かな。3年後のある銘柄の株価なんて予測できないと割り切っている。(もっとも予測などやっていたらとっくに廃刊になっていたでしょう)地球の気象、温暖化の100年後予想なんて株価を予想するよりももっと変数が多くて難しい問題。それを予想してそれを多くの人が信じるところに怖さが潜んでいるように思う。

地球温暖化データにねつ造疑惑は前々からいろいろな人が指摘していた「ホッケースティック曲線」が実は捏造という話。
NYTimesでも取り上げている。共同通信、時事通信を含めて調べた限りどこも取り上げていない。これが事実かどうかは今後段々見えてくると思うけれど政府間パネル(IPCC)でも懐疑的意見もあったことが判っただけでも少し救いかもしれない。未だ見えない問題は色々な意見があって良いと思う。1色に塗りつぶすことは怖い。

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が採用した、人為的な地球温暖化の有力な証拠とされるデータにねつ造の疑いがあることが分かり、先週末から欧米主要メディアの報道が相次いでいる。かつてのウォーターゲート事件をもじった「クライメートゲート(Climategate)」という言葉も作られた。来月デンマークのコペンハーゲンで開かれる国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)に影響が及ぶ可能性がある。

[急]地球温暖化データにねつ造疑惑(09/11/26) | NIKKEI NET 日経Ecolomy
http://eco.nikkei.co.jp/column/kanwaqdai/article.aspx?id=MMECzh000025112009
IPCCの「データ捏造」疑惑 - 池田信夫 blog
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51316866.html
Hacked E-Mail Is New Fodder for Climate Dispute - NYTimes.com
http://www.nytimes.com/2009/11/21/science/earth/21climate.html?_r=1
Mish's Global Economic Trend Analysis: Beware The Ice Age Cometh:
Hackers Prove Global Warming Is A Scam
http://globaleconomicanalysis.blogspot.com/2009/11/hackers-prove-global-warming-is-scam.html

科学者が読み解く環境問題

  • 2009.10.11 Sunday
  • 18:33
 書名:
JUGEMテーマ:読書

書名:科学者が読み解く環境問題
著者:武田邦彦
発行所:シーエムシー出版
発行年月日:2009/10/10
定価:1000円+税

 現代は「誤報の時代」誤報は政治、経済ばかりではなく、科学や環境の分野にも広く浸透している。いつもユニークな説明であっと目を開かせてくれる。武田教授の近年本や講演、HP等で発表されてきたことをちょっと学問的にまとめられている本です。したがってちょっと難しい。新聞、テレビ等のマスコミの人にはちんぷんかんぷんかもしれない。まず読む努力も出来ないかも。もっとも今までそんな努力もしていない。耳学問もいいけれど自分の思い込みにその方向に答えてくれる人ばかり集めている。一種の世間迎合型の記事、ニュースばかり作ってきた人達には全く読んでも判らない本ではないかと思う。
 今回初めて知ったのですが、武田教授は幼稚園から定年まで学校という世界ばかりにいた人と思い込んでいたのですが、経歴を見てびっくり、日窒系(公害で有名なチッソ)の旭化成で高分子化合物など研究をしていたとか。学者だけではなく民間会社の経験があるとのこと。だからかなり自由に自分の考えたことを堂々と発表される。何処へも遠慮失い発言が出来るのではないかと思う。

 温暖化の問題についてもIPCCの発表されたデータを元に、分析解析して説明してくれる。今騒がれている温暖化簡単にいうと100年後に平均気温が3℃上昇する。また温暖化で被る損害が世界で17兆円(100年後)。毎年温暖化対策に3兆円必要と言われている。本当に温暖化が悪いことだらけなのか?鋭く問いかけている。これに答えるのは難しい。
 また科学の歴史、学問の歴史から得た教訓。「科学は学問は未来を予測できない」という結論がある。でも「温暖化だけは未来が予測できる」といわんばかり、そのためには根拠をはっきりと説明する必要がある。今の学問、科学は30年立てば全く役に立たなくなっているのが今までの経験則。馬車が増えて馬糞問題が発生したときにノー馬車デーを作ろうという話があった。でもそれまでの経験では全く知らなかった自動車が出現することによって馬糞問題はどこかに行ってしまった。したがって、正しくは今までの人類の持っている英知では未来のことは判らない。したがって現在の予測は100年後は違っている可能性があると言わなければいけない。

 リサイクルにしても物理の基本法則を無視した循環型社会などを提唱しているが、循環型社会と言っているのは永久機関が出来ないのと同じように実現できない概念。「エントロピーが増大する」ということを聞いて判る人なら当然と頷くでしょう。判らない人に説明しても判らないのでは?簡単に言うと鉄をくず鉄から鉄を作るという循環をしていくとどんどん使えないものが出て来る。また品質が悪くなってくる。それでも鉄などは優秀なほうなのでリサイクルはある程度経済原則が成り立つ。アルミなども。ところががペットボトルなどのように高分子(これはCと結合数が7、8複雑な結合)化合物は元の結合に戻すためには莫大なエネルギーが必要になる。特にゴミ、有害物質と一緒になったからそれを分離するという技術はいまのところない。(経済的にできる)で武田教授はペットボトルは燃やして灰にするのが一番良いと言っている。

 この本は250万人と言われている技術者の方に読んで貰いたいと著者は言っているが、現在問題になっていることを全般的に渡って説明している。アウトラインをつかむのには良い本だと思う。特に個別のことにたいしては専門書があるが、それでは全く手がでない環境問題などは部分部分の最適化議論に陥って、全体の最適が出来ない。経済原則(節約、もうける、効率)で世の中考えた方が、変に政治が介在したり、各国の思惑、戦略で強引に世の中引っ張っていく方が不幸になってしまう。分別回収でも住民(主婦→現在該当者が居なくなった)の手間は無料。役所がやらないと行けないことまで予算がないので住民がということになっている。だったら役所でやって貰わないで自分たちでやる方が良いのではないか?

 この本は判ることは判る、判らないことは判らない。どんな問題が潜んでいるか?まだまだ研究が必要なところはどこかなどこれからの学問の方向、科学の方向などもきっちりと提示している。学生であれば卒論のテーマも溢れているような気がする。この本の中にあったことでちょっと面白いと思ったこと。最近交通事故で死ぬ人が7000人程度、けが人120万人。死ぬ人が減ったと言われているがけが人120万人は増えている。(これは統計の取り方の違い)1990年頃から24時間以内に死んだ人が死亡にカウントされた。

 温暖化で使用されいる平均気温というのは各国定義がバラバラ、日本でも東京の平均気温は大手町の気温。その他地方の都市部17カ所。そもそも地球の話をするときに平均気温すら定義されていない。また観測期間も100年程度。海面上昇にしても人工衛星で絶対値がはかれるようになったのはつい最近。ツバルが海面上昇で沈没するのではなく元々珊瑚礁で出来ていた島、満潮時には沈没していた0メートル地帯に飛行場を作った(日本軍その後アメリカ)また戦後は原爆の実験場として使用されていた歴史。こちらの方がもっと重要ではないかと思う。

 武田教授は学問とは何か?科学とは何か?実験とは?そんな基本が身についている人(見習うべきだと)判らないことをそのままにしないで、着実なアプローチで突き進んでいく方法論をはっきり持っている人という感じがして言っていることに説得力があるように思う。人が言ったこと、マスコミの報道を決して鵜呑みにはせず自分で確かめ考えていることがよく分かる本だと思います。環境、気候など分野は広い、広いので全てを網羅することは出来ないだろうけれど。問題の本質に迫る方法論は正しいような気がする。これは今も昔も変わらないものかもしれない。最近は職業として学問をする人しかいなくなったので、趣味、道楽で学問する人がいるのかもしれない。職業とした場合お金を出してくれる人、団体などと無縁で学問が出来るか?(特に実力もあまりない科学者、学者など)門外漢の人も自由に発言出来るようになってくると、殆ど知らない人(有吉佐和子の複合汚染・・・自然ではないものは何となく厭だ。だから将来は危ないと気分で小説を書いた)の方が多いので科学も、学問も多数決になって全く間違った方向にいってしまう。この責任は誰も取らない。今回の温暖化でも政府はとんでもない約束をしている。これで諸外国の戦略に破れた。莫大なお金を払うことになるのでしょうね。

 内容に対して凄く安い本だと思います。こんな本を出しているから武田邦彦は反発者が多いのかも知れませんね。これが5000円程度の専門書にすると信用する人が増えるのかも。本の価値と値段というのも研究テーマかも知れません。1リッターのガソリンが130円程度、500mlのお茶が150円これも値段を考える上で面白いかも。

悲華水滸伝

  • 2009.10.09 Friday
  • 23:35
 書名:
JUGEMテーマ:読書
書名:悲華 水滸伝(上)
著者:杉本苑子
発行所:中央公論社
発行年月日:1998/6/7
定価:2200円+税

書名:悲華 水滸伝(中)
著者:杉本苑子
発行所:中央公論社
発行年月日:1998/7/7
定価:2200円+税

書名:悲華 水滸伝(下)
著者:杉本苑子
発行所:中央公論社
発行年月日:1998/86/7
定価:2200円+税

宋時代の末期、梁山泊に108人の英雄が集まってくる水滸伝。初めて読んだのは吉川英治の水滸伝が初めて。また吉川作品を読んだのも初めて。実は吉川英治の絶筆となった本。実際は120回を予定していた作品の72回で途中で終わっていた。一応梁山泊に108人が集まったところで終わっている。何となく消化不良のような感じでもやもやとして読み終わったように思う。(何十年も前の話ですが)吉川英治の弟子の杉本苑子の吉川英治とは違った水滸伝です。吉川作品は独特の読者を引きつける話の進め方、なんとなく納得させる凄い筆力があります。この作品は静かな物語の展開でもじわじわとおしてくるなにかがあるように感じます。宋の末期の中国に集まった108人の末路まで描いています。水滸伝は作者によっていろいろと話が変わっていて、それぞれに面白さがありますが、単なる訳本ではなく。杉本苑子の水滸伝もまた面白い。108人の主人公達にそれぞれの思いを載せて読んでいける楽しさもある。読み方もいろいろあっていいのではないかなと思う。久々に水滸伝を読んで人の生き様の変わらないところが時代を超えて共通的な部分が多いことを再認識させられる。今の時代はちょっとおかしい方向に人と人の関係が向かってきているのではないかと気づかせてくれる。

穢土荘厳

  • 2009.10.09 Friday
  • 23:33
 書名:
JUGEMテーマ:読書
(上)杉本苑子全集14
著者:杉本苑子
発行所:中央公論社
発行年月日:1998/7/7
定価:3600円+税

書名:穢土荘厳(下)杉本苑子全集15
著者:杉本苑子
発行所:中央公論社
発行年月日:1998/8/7
定価:3600円+税

聖武天皇の御代、天皇家の力も余り強くない時代、天智天皇系から天武天皇系、藤原不比等が藤原氏の盤石の基盤を築いた時代、今から1300年前の奈良の都が建設されて、大仏開眼、全国に国分寺国分尼寺が作られるような時代。長屋王の悲劇、聖武天皇苦悩など、奈良時代の物語です。史実ではあまり知られていないし、判っていない時代。作家の中で物語りが展開していく、多分フィクションも多いのであろうがグイグイと引き込まれてしまう、杉本苑子の実力か?久々にこれが小説かという思いで一気に読んでしまった。

 本の寿命を考えると物語は以外と永遠というところがあるが、科学書、ノウハウ物、経営書、経済学書などは短いその場限りの寿命。でもこの本の寿命は1000年後でも残るかも。やっぱり天皇といえども人間を扱っているところは不変的なところがあるのかもしれない。寿命の長い本にはやっぱり迫力が違う。生きている。情報過多の時代、その場で価値の無くなる本に惑わされすぎている感じがする。その中にも光る作品も少しだけれど何時までも残っていくものがあるように感じさせてくれる。吉川英治の唯一の女性弟子杉本苑子をもう少し知りたいと思う。やっぱり一つの事柄をあらわすのでも語彙の数が格段に違う。またバックにある教養も現代の人にはない奥行きがある。そんなことを考えながら読みました。色々な本も読んでいる量、理解なども遠く及ばない気がする。凄い作家だと思う。こんな作家はもうでてこない??

散華 紫式部の生涯 

  • 2009.09.26 Saturday
  • 21:34
書名:散華(上)紫式部の生涯 
著者:杉本苑子
発行所:中央公論社
発行年月日:1991/4/15
定価:1602円+税

書名:散華(下)紫式部の生涯 
著者:杉本苑子
発行所:中央公論社
発行年月日:1991/4/15
定価:1602円+税

 源氏物語の作者紫式部の生涯を描いた作品です。播磨の国の国司の娘として生まれて、母の死後京都に戻って過ごした子供時代。藤原絶頂の時代、同じ藤原氏の生まれではあるけれど主流派の乗れたり、乗れなくて失意の時代を過ごす父、伯父、親戚、一族が誰が権力者になるかによって右往左往する様など平安貴族の生活の本音の部分がとても面白い。少女のころに清少納言とあったり、清少納言の逸話、和泉式部との友達づきあい。「蜻蛉日記」作家との出会いとか?藤原道長が五男の生まれて嫡子になって空前の権力持った過程、道長の娘彰子の侍女として宮中に上がる前から理想の男性として光源氏を主人公にした物語を書き始めて、宮中で全54帖を書き上げて、宮中を下がってくるいきさつなどなかなか興味深い。もっとも源氏物語を読んでいることを前提に書かれている部分もあって、読んでいないとないとちょっと難解なところもある。これは枕草子なども何気なく出て来る。いろいろな本でも清少納言ほど悪く言われている人もいない気がする。以外と正直なのかな。
 杉本苑子の中で出来た紫式部もまた良い。紫式部をこれだけ書ける作家はなかなかいないような気がする。また平安貴族の和歌のやりとりなどなかなかおつなものですね。相当な教養がないと何のことか判らない。何気ない易しい歌に実は深い深い心があったりして?やっぱりぎすぎすせずに余裕、寛容のある時代を感じる。

「匠の、もの食うこそいとあやしけれ」
出された食器の中身を大工たちが、まんべんなく賞味していてゆこうとせずに汁には汁、飯は飯、菜は菜だけ食べてしまうのを「卑しく、あさましい」清少納言は嗤っているのである。

恋ひわびてあり経るほどの初雪は
消えぬるかとぞ疑ほれける(彰子)

経ればかく憂さのみまさる世を執し
荒れたる庭に積もる白雪(紫式部)

埋み火

  • 2009.09.26 Saturday
  • 21:33
書名:埋み火 全集六巻
著者:杉本苑子
発行所:中央公論社
発行年月日:1998/6/7
定価:4000円+税

それぞ辞世さる程に さてもそののちに
残るさくらの花 し匂はば

残るとは思ふも愚か 埋み火の
消ぬま仇なる 朽木書きして

憂しやこの 深山がくれの 朽木垣
さても心の花 し匂はば

 近松門左衛門という鋤瑠璃作家の半生を描いた作品です。近松の辞世からとった「埋み火」という名前の作品。当時武士の下級階層出身の近松が、誰もが毛嫌いしていた下流階層の河原者(役者、芸人)の世界に飛び込んで浄瑠璃、歌舞伎の脚本を書くという役者以下の仕事を行っている。近松以前は芝居は役者が主人公であり、語り、芸は全て役者が行うもの、話の筋なんかは誰でも簡単に出来るものと思われていた。また役者の頭領が脚本を片手間に作っていた時代。そんな時代に脚本に名前を付けて、座付き作家にならずに、脚本、読本の原稿を売って生活が出来る仕組みを作った最初の世代。もっとも時代も版木屋、出版する人、そんな本を読む人など揃わないとできないことですが、先駆的な活動をしている。また時世の句でも自分の作品などあっという間に忘れられてれ無くなってしまうと言っているが。現代でも十分通用する素晴らしい描写、人の心理を格調の高い文章で書いている。それも口語で判りやすい、またリズミカルな流暢さである。近松門左衛門をもう一度読んでみたいと思わせるような良書です。作者は近松の作品が今の時代でも忘れないのは彼には愛人に産ませた子供が重度の身体障害者を持ったことによって、曽根崎心中、心中天網島、女殺油地獄など最高峰の作品が生まれてきたのではないか?
 作家は第三者的にしっかり見る目を持っているだけではダメ、自分の体験それも重い重い体験を乗り越えて来てはじめて良い作品が生まれると言っている。反面教師で杉本苑子の作家姿勢なのかもしれない。読み応えのある本です。それにしても近松も過去の良く分かっていない作家。それをさも実際にこの物語のように生きたと思わせる筆の力は見事です。他の作品もそうですが、杉本苑子と言う作家もう少し詳しく知りたくなってしまいました。

「地球温暖化はなぜ起こる」

  • 2009.09.22 Tuesday
  • 01:03
「地球温暖化はなぜ起こる」
国立環境研究所のホームページで地球温暖化についての情報が一杯あります。その中に「中学生のための環境学習会」というビデオライブラリーがあって判りやすい説明をしています。その中に「地球温暖化はなぜ起こる」江守正多氏が説明しているビデオがあります。地球シミュレーターを使った研究者です。「地球温暖化はなぜ起こる」のところはかなり曖昧です。既定の事実として温暖化の原因はCO2を割り切った説明をしています。したがってCO2の説明に終始している感があります。税金で運営されている法人ではやむ得ないかもしれないけれどちょっと物足りない。

年間に排出されるCO2 
2100Kg(1人当たり)電気(30%)、ガソリン(28%) 呼吸して排出する量300kg(1日1kg)

日本のCO2の排出量
世界の5%(その内家庭から40%・・電気・ガソリンが60%)家庭から世界の2%

地球シミュレーターの計算の説明で林檎が引力、重力で落ちる1秒後の位置、速度などを物理法則の計算式で予測出るように、地球シミュレーターもその物理法則の計算式を用いて計算しているので確かな予測が出来ると何気なく説明しているが、本当?とあっと驚く。地球の動き、気象が完璧に説明できる方程式が出来た。出来ると言う話は聞いたことがない。22世紀になっても出来ないのではないか?、また結果について100年後4℃(今のままでCO2を排出したとして)、海面は数10cm。マスコミ等が大げさに言っているのは間違っているとはっきり言っていた。科学者としてはマスコミほど脳天気な答えは言えないということだと思う。また4℃にしてもきっちりと数字ではない。2℃〜4℃位の誤差がある。これって予測していないと同じ、100年後の予測なんて出来ないと言っているのと同じではないかな?
 50年後2℃として、平均2℃温暖化が進むと夏日が1ヶ月増え、冬日が1ヶ月短くなる。現時点の1年を1/4で割った96日(夏・冬)として。

 また現在東京など大都市のヒートアイランドでは実は3℃上昇しているとのこと。
温暖化の社会に与える影響として 
1.作物の収穫がすくなくなる。
2.水不足になる
3.伝染病になる危険が多くなる
4.熱中症患者が増える
5.大雨、海面上昇によって洪水の危険が増える。
と説明している。(これは建前)でも口頭で逆のメリットも作物の収穫が増える。水が豊富なる、伝染病は衛生の問題等の言い訳をしている。(科学者の本音かな)

また50年、100年先に温暖化によって人類が滅亡するほどの危機は絶対来ないとも断言している。ただゆっくりであるがCO2の増加で温暖化が加速されることは間違いがないので、CO2を増やすのを止めないといけないと。

世界のCO2の排出量(最近10年の平均) 72億トン 
海面等で吸収されるCO2        21億トン
光合成で植物が吸収するCO2       9億トン
差し引き                41億トンが大気に蓄積される量

注* 人間が呼吸する排出量1日1kg 300kg 68億人で24億トンは含まれているのかいないのかは不明
   (含まれているとすると33%が人間の存在が原因)
   また人間以外の動物の呼吸による排出量はXX億トン??は不明

そこで大気に蓄積される41億トンをどれだけ削減できるか?によって温暖化のスピードが決まってくるというロジック。
50年で0にするのか、100年で0にするのか?

排出量を削減するには心技体でと提案している。
心・・・勿体ない、足を知る
技・・・技術(自然エネルギー、省エネ)
体・・・体制(システム)社会の仕組みの大幅な変更

少々お粗末な結論でした。今、CO2は化石燃料(石油、天然ガス、石炭)を想定しているが50年後、100年後も同じように化石燃料が使い続けることが出来るか?(資源枯渇問題)の方が切実な問題。例えば50年後石油が無くなってしまえば排出したくてもCO2を出すことが出来なくなってしまうので、地球シミュレーターの膨大な計算結果は何の役にも立たない。知的好奇心を満足させる机上の楼閣に終わってしまう。実際に起こっていない未来のことを憂い、深刻ぶるのはインテリ。未来のことはもっと脳天気に楽天的に考えた方がハッピーになれるのでは?明日のことは明日かんがえよう、間違いなく明日はくるのだから。

中学生によく分からないことをさも間違いのないことのように教えることはやめにして、判っていること、判らないことこんな説、あんな説があるということを教えて欲しい。科学は多数決ではない。またこれからの子どもたちが解決していく先の長い問題(環境、エネルギー)だと教えることが大切ではないでしょうか?今、生きている人達だけの問題ではないと思います。100年先に生きている人は殆どいないのだから




同じ国立環境研究所の資料からこんなデータも?なぜこんなに違うの?

世界のCO2の排出量         260億トン 
海面等で吸収されるCO2        75億トン
光合成で植物が吸収するCO2      35億トン
差し引き               150億トンが大気に蓄積される量

注* 人間が呼吸する排出量1日1kg 300kg 68億人で24億トンが含まれている
   (9%が人間の存在が原因)その他の動物は?

*また人間の呼吸して排出するCO2は自然に出来た動植物を摂取しているいるので大丈夫なのだと説明している。でも牛肉1kgを得るためには36kgのCO2を排出しているというデータもある。

ビデオライブラリー「中学生のための環境学習会」
http://www.nies.go.jp/video_lib/index03.html
国立環境研究所
http://www.nies.go.jp/index-j.html
CGER ココが知りたい温暖化 呼吸で大気中の二酸化炭素が増加する?
http://www-cger.nies.go.jp/qa/26/26-1/qa_26-1-j.html

麻薬とは何か

  • 2009.09.20 Sunday
  • 20:29
書名:麻薬とは何か
   「禁断の果実」五千年史
著者:佐藤哲彦・清野栄一・吉永嘉明
発行所:新潮社
発行年月日:2009/05/25
定価:1200円+税

麻薬の歴史を書いた本です。1900年代には法律で禁止された麻薬。それ以前は薬の一つとして発展してきた。また今も犯罪にも薬とも使われている。なかなか難しい存在の麻薬というものを説明している。ただこの本も結構難解です。

本書より
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麻薬の歴史・・・それは知られざる、もうひとつの人類史だ!
人類が麻薬の王様コカイン&ヘロインと出会うのは19世紀の欧州、産業革命と帝国主義の時代だった。一方、米国は麻薬を犯罪化して、禁酒法という壮大な実験を開始した。そして戦後日本は覚せい剤大国となり、米国西海岸ではLSDが若者文化の狂騒を生む・・・・。叙事詩に記されたアヘンから、現代のジャンキー問題や薬理学まで、ドラッグの五千年史を読み解く。

大麻ヒステリー

  • 2009.09.19 Saturday
  • 08:41
書名:大麻ヒステリー
   思考停止になる日本人
著者:武田邦彦
発行所:光文社
発行年月日:2009/06/20
定価:740円+税

先日、NHKのクローズアップ現代でインターネットで大麻の種を入手して、大麻を栽培している現状を追いかけた番組をやっていた。取り上げられていたのはインターネットで販売していた会社の顧客名簿1600人を入手した麻薬Gメンが名簿に記載された一般市民を内偵して,逮捕まで。それも最重要犯人を捕まえるような仰々しさ、大学生が自宅、合宿所で栽培しただけで退学。マスコミに大騒ぎされて社会的には相当する実刑に比べて格段に大きな制裁(少々では立ち直れない)を受けないといけない程「大麻取締法」違反は悪いことなのか?ちょっと疑問になって本書を読んでみました。

大麻と呼ばれている麻は日本人の暮らしになくてはならないものとして古代から利用されてきたもの、繊維としての麻、衣料、ロープの材料、紙の材料、また身近なところでは七味唐辛子に入っている麻の実など。この麻が痲薬?

アメリカで出来た「禁酒法」1920-1933「大麻課税法」1937-。禁酒法は「強い酒ウィスキーなどを家庭で飲むのは良いけれど、作ったり、売ったり、輸送してはいけない」という中途半端な法律。禁酒法が廃止されてから4年。アンスリンガーという人が始めたマリファナ追放キャンペーン(大麻というのは植物名、マリファナは大麻が原料)、「マリファナは人格を破壊する」いう宣伝を始めた。またアメリカではメキシコ等南米から移住してきた人々(貧乏)がタバコが吸えないので仕方なくマリファナをすっていた。人種差別もあって「大麻課税法」が科学的な根拠もなく成立してしまった。
 戦後日本に進駐したアメリカ軍が日本では麻が禁止されていないので、アメリカ兵がマリファナを吸っては問題だということでGHQのご指導で大麻取締法が無理矢理成立した。したがってこの法律は目的も書いてない。(まさかアメリカから強引に申し入れられたとも書けない)産業用に使う大麻草の栽培は届けをすることで栽培は可能。この法律の判らないところは大麻そのものを取締り対象にしていること。
 痲薬として大麻であるのであれば陶酔成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)の含有量%以上の大麻・マリファナ等の規制などない。
大麻というとヘロイン、コカインと同等の痲薬、強力な依存性をもつものと理解している人が大半だと思うが、この本、その他調べてもお酒、タバコよりも陶酔、依存性など軽いとのこと。また大麻のなかでは日本麻は痲薬として効果はすくない。(痲薬にならない)テトラヒドロカンナビノール(THC)の含有量の多い麻はインド麻などと。

悪法も法である以上「大麻取締法」も遵守すべき法律であるが、説得性のない法律でもあるようだ。それよりも大学生等前途ある若い人が社会的に復活できない程ダメージ(社会の目、マスコミの目にさらされて)のほうがもっと悪い。大麻取締法という法律があるから破りたくなる人が多くなって来ているのではないか?ちなみにオランダなどでは大麻は禁止されていない。法に振り回されいて自分で考えなくなって社会の先行きが怖い。魔女狩り時代に逆行してしているようにも思う。

今まで殆ど知識もなく大麻もヘロイン等同様であると思っていたがこの本を読んで認識を新たにした。こんなことは他にも色々とあると思う。誤謬のまま社会運動と一気に行ってしまったダイオキシン、複合汚染、反捕鯨運動、禁煙運動、CO2削減運動、環境保護、自然保護など同じ問題を含んでいるように思う。

関連法
麻薬及び向精神薬取締法・・・ヘロイン・コカイン等
覚せい剤取締法・・・覚醒剤
大麻取締法・・・大麻
未成年者飲酒禁止法・・・お酒


アサ(麻)は中央アジア原産とされるアサ科属で一年生の草本で、大麻(たいま)または大麻草(たいまそう)のこと。この植物から採れる麻薬を特に大麻(マリファナ)と呼ぶ。
日本に自生するアサには陶酔成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC) が0.1%未満含まれている。他の品種は1.8から20%含有

七味唐辛子
唐辛子を主原料とし、七種類の原料から作られることからその名がある。各種の副材料で風味をつけるとともに、辛味をほどよく抑えている。
内容は生産者によって異なるが、唐辛子以外では以下がよく使用される。

* 芥子(けし、ケシの実)
* 陳皮(ちんぴ、ミカンの皮)
* 胡麻(ごま)
* 山椒(さんしょう)
* 麻の実(おのみ、あさのみ)
* 紫蘇(しそ)
* 海苔(のり)
* 青海苔(あおのり)
* 生姜(しょうが)
* 菜種(なたね)

女の勲章

  • 2009.09.12 Saturday
  • 23:39
書名:女の勲章 山崎豊子全集
著者:山崎豊子
発行所:新潮社
発行年月日:2004/03/10
定価:4935円

 船場を焼け出された大阪の老舗の羅紗問屋の長女式子が、4才下の八代銀治郎というマネジャー洋裁学校を大きくしていく、また自らはデザイナーとして成長していく過程を描いた作品。大阪弁を巧みに使った小説。山崎豊子としては初めての取材を全くしていない作品とか?パリの街並みの様子、スペインの街など地図とスライドを元に描いたとか?ちょっと人間が描けていないところもある。その後の改版で街の様子などは後の取材で変更したとの。
 大阪弁は商業語、やっぱり商売人に会っている言葉、標準語では非常にキツイ言い方をソフトに言いながら、質問、質問、そして納得させてしまう言葉を駆使している。大阪弁の効果を行かなく発揮しているように思う。ただ全国区ではちょっとにニュアンスが伝わらないところがある感じがする。

本書488ページより
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「人間のほんとうの気持ちなど、言葉に出来るものではありませんよ。愛情という言葉は、口にした瞬間から真実が消え、嘘になり、無意味になってしまいそうです、情熱は激しく燃えて消えてしまうものですが、愛情というものは、燃えずに人間の奥深くに、静かに変わらず育んでいくものです、それがほんとうに人を愛する心でしょう」
本書604ページ
「先生の最もお嫌いな銭の話になりましたが、式子さんは僕のかけがえのない財産でっさかい勘定のの合う清算をして貰わん限りは、きれいに引っ込めまえんから、大変失礼ですが、先生ものそおつもりで、お考えおきしておくれやす」

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